3rd Party
一部報道によると、知的財産高等裁判所は31日、キヤノンがインクジェットプリンタ用インクカートリッジ再生品輸入/販売業者を相手取って起こした訴訟において、キヤノンの勝訴判決を下した。
訴訟は、使用済みカートリッジにインクを再充填したものを輸入/販売しているリサイクル・アシスト株式会社に対して起こされたもので、再生カートリッジの輸入/販売とインクタンクの破棄を求めていた。キヤノンはリサイクル・アシストの行為が新たな生産であるとし、特許権侵害を主張。
一審では特許権侵害を否定されたが、控訴審で認められた。キヤノンは「妥当な判決」とのコメントを出している。
このニュースに関しては「まだ使えるのにもったいない。環境にやさしくあるべき。」という論調の意見が多数見受けられるが、どうしてこう一面的な見方になるのだろうか。少なくとも以下の観点を総合的に考えねば。
- 多大な投資をして開発した技術の尻馬に乗って安直に儲けようとしてるのはリサイクルインクメーカー。
- 環境のためだからといって特許を無視しても良いわけがないじゃないか。それとこれとは別の話。
- キャノンが特許交渉に応じないというのなら、そこは非難されても良いかも。
- 一方でインクジェットプリンターの「消耗品に利益を依存している。」というビジネス構造にも問題あり。
- ただし、ユーザーの「インクで暴利をむさぼってる。」「インク高杉」という意見も、「インクを安くしたらプリンタ価格に跳ね返る。メーカーはボランティアやってんじゃない。」という視点が無くて馬鹿杉。

